小さな嫉妬はいっぱいで
それを押し込めるのは難しくて。
君を悲しい気持ちにさせたんだろう。
でも、違う想いにいらいらも隠せなかった。
「あ、一緒に帰ろ?」
「いい。別にずっと一緒に帰るなんて約束してねーだろ」
冷たくあたるのは、もう既に気づいてしまったからなのか。
ほんの些細なことで、未来が変わってしまったように思う。
あの時こうしていればとか、今更後悔したって変わらないのに
それでも何度だって繰り返す問答は、
傍から見ればとても馬鹿らしい。
「ほんとに、馬鹿らしくて堪らない」
結局最後に得たものは何か。
…失ったものばかりじゃないか。
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指痛い…
[1回]
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